情報発信と接触頻度と口コミの関係
ある経営者の方とビジネスの話をしていた時のことです。
「最近、気付いたんですけど、難しいですね」
「何がですか?」
「やっぱり、作っているだけだと売れないですね」
「はい」
「いいもの作っていれば、自然に口コミで売れると思ったらそうでもないですね」
「難しいと思いますよ」
「そうなんですよ。どうしても職人なので・・・」
こんな会話がありました。
私の中では作っただけでは、ただ売れないというのは、当たり前だったのですが、意外と気付いてない、実は気付いてはいるけど、そのままにしてしまっている場合があるようです。
もちろん、作っているだけで売れる場合もあるのですが、その存在すら知らない。
知っているけど、どんなものを作っているのか、売っているのか、知られていなかったりすると、残念ながら売れない。
マーケティングを指定に状態。
リアルの口コミって強いようで弱くもなっています。
インターネットがない頃は、情報が少なすぎて、Aさんが言うならなんでもOKという感じだったのが、今は、インターネットで調べて裏を取ったりが簡単にできるようになったので、インターネット上の口コミを真に受けたりもします。
その信憑性には疑問がありますが。
それとは別に、SNSなどで情報が発信されていると、接触回数が自然と増えるので、情報をたくさん発信しているところに親しみを感じて、信頼を得られたりします。
意図的に情報を発信しない場合を除いて、一般的には、情報を発信していくことが大事になります。
見え方なども大事ですが、やはり量が大事になります。
量が多ければ、届く確率も上がります。
まれに、一度情報を出しただけで、反応がないからやめてしまう方もいますが、まず、そのたった一回の情報を拾えた人がどれくらいいたのかという点があります。
もともとのファンの方ですら、一回の情報では見逃すかもしれません。
まして、その情報を元に行動させるというのは、かなり確率が低いです。
もしかしたら、10回情報をだしても反応がないかもしれないけど、1回よりは拾えている確率は上がります。
100回出せばもっと確率は上がります。
さらに、同じ情報ではなくて、それぞれバリエーションがついていれば、そのなかに行動させる情報があるかもしれません。
さらに、SNSなどを利用している場合、情報がたくさんあれば、それだけで盛り上がっている感じがでます。
その情報の中身はどうなのかということですが、業界にもよりますが、画像だけで魅せることも可能です。
写真のレベルが高い方が良いと思いがちですが、あるレベルを超えていれば問題ないので、作ったものに自信があって口コミを狙っている場合は、情報として発信させていくことが必要です。
インターネットの口コミを中心に書きましたが、実は、リアルの口コミを起こしたい場合も、インターネットの情報がきっかけになったりすることが増えています。
インターネットを使ってリアルな口コミを呼ぶ、口コミで知った情報をインターネットで再確認するなど、スマートフォンの普及もあってオンラインもオフラインも自然に繋がっている時代にすでになっているということを認識していくことが大事だと思います。
というようなことを、簡単にまとめて会話をしました。今後の動向が楽しみです。