WEBサイト制作方法の変化
先日、ある経営者の方と話していた時に、コーダーの話になりました。
コーダーというのは、コーディングという作業をする人なんですが、コーディングのできる人を探している人がいるんだけど、最近は専属の人って周りにいない。
減っているのではないかということでした。
WEB制作の流れとして、
ディレクターor営業
↓
デザイナー、ライター、カメラ
↓
コーダー
というオーソドックスな流れがあります。
この流れは紙広告(チラシ)の流れと同じです。
もともと、紙のチラシなどを作成していたチームがWEBサイト(ホームページ)の作成をすることになり、印刷の代わりにコーダーが入るようになり、ホームページ制作チームとして完結していったと思われます。
数年前まではこういうことだったのですが、現在だと、デザイナーがコーディングまでやることも多く、デザインとコーディングがクロスしてきています。
もうひとつ、進行方法が変わってきています。
以前は紙チラシと同じように紙面で内容を確認していましたが、最近では、いきなりWEBのデモサイトで確認しながら、デザインや内容などを調整していくようになりました。
特に、中小企業のサイトを作成する場合は、なるべくコストを抑えて制作することも多いので、コーディングだけの工程というのは、ますます、減っていきそうです。